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2009年2月 4日 (水)

姉妹日記・星花14

久々に。
いや、本当に久々に、です。
今日の日記は星花の担当ですが、実に濃い内容でした。
充実しているというよりはコアな話題という意味で。

2009/02/04
『千里行』


会いたい人のために――

野超え河超え。
どんな関所も乗り越えて――
遮るものはぶったぎり――

一途はせ参じるのって――

ロマンティックですよね


ぶった斬るのがロマンティックかはさて置いて。
今日の話題は千里行です。
千里行といえば皆様御馴染み三国志演義。
その中でも屈指の名エピソードと謳われるくだりですね。
星花の口調に若干危ういものを感じるのですが、
もう少し先を読み進めましょう。

星花にとってこの千里行のくだりは関雲長の行動に
感じ入るところはあるようですが、一方で劉玄徳には
あまりいい感情を持っていない様子。
というのも、日記中でも書かれていますが曹孟徳に降った弟分に、
そのまま彼に仕えても良いのだ、という内容の書状を
送ってるんですよね、劉玄徳は。
これは自らの許に戻ったとて、彼に報いる事が出来るか分からないという
葛藤と、義弟の才覚を活かす場は自分の許でなくても良いという、
そのような想いで綴られた書状であるわけなのですが……

いくら劉備様でもヒドイと思うんです!

そんなお手紙もらったら、
星花だったら、なんていうかこう――
すっごくがっかりしちゃいます……


その前で『仕方ない状況』という事は理解しているにも拘らず、
こういう言い方をするということは、余程腹に据えかねてるんでしょうな。

……とはいえ、この怒り方、というか考え方については
ちょっと星花の成長を垣間見ているような気がします。
なんと言いますかね。
思考が女の子っぽいなぁ、と。

心は一途にご主君様を想っているのに、
そのご主君様から、他の人に仕えた方が――
なんて言われたら!

よりによって――
「キミにはもっといい人がいると思う」なんて
サイテーサイアクの断り言葉ですよね?


うん、なんというか主君に仕える忠義とか
尽くしてくれる部下に対する信義とかそういうのを
単純に『好き、嫌い』というレベルの個人感情に変換する辺り、
そういった事柄に興味がある世代なんだなぁ、としみじみ。
一歩踏み外すと武将同士の爛れた関係方面に転げてしまいそうですが、
今のところはまだ大丈夫……と思いたい。

劉備様は関羽様の熱い気持ちを
もっと素直に受け止めて上げられたら
いいのに――。


劉玄徳という男は、実に部下を思うことでも知られています。
長坂坡で息子を助け百万騎の中を駆け抜けてきた趙子龍のくだりで、
息子を投げ捨てて『こんな子供の為に良臣が命を落とすところであった』と
涙を流したというエピソードはあまりに有名です。
妻を喪い、子を失うかという瀬戸際においても
臣下を徒に死なせる事に心を痛める。 そんな男であるのです。
関雲長に宛てた手紙もまさに彼のそんな所が現れている……のですが。
どうやら星花はそういう考え方には至れていないようで。
これは星花が『三国志好き』というよりは『関雲長好き』という側面を
持っていることに起因しているような感じがありますね。

で、まぁ星花が何で曰くロマンチックな千里行の話を出したかといえば、

もうすぐバレンタインデーです

学校はもう誰にあげるかの話で持ちきりです

星花はもちろん――
もう心に決めた人がちゃーんといるから
何にも悩むことはないですけれど――。


……とまぁ、バレンタインへの期待でそういう発言が出たようです。
この辺も実に女の子らしいといいますか……
思わずニヤニヤしてしまいましたのことよ。


本日のサイト捕捉はお休みいたします。

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