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2008年9月 2日 (火)

姉妹日記・麗15

ああもう、何を言えばいいのか。
いえ、今日の日記ですけどね。
ええ、はい、タイトルにあるとおりです。
この子は2回連続が結構頻繁にあるわけですが……
段々その内容にも変化が見られるなぁ、と思う次第。

昨日は――
取り乱して悪かったわね。

日記が短いと姉様達に怒られるし――
そんなつもりはなかったんだけど。


昨日の日記で怒る人はいないとは思うんだけど……
うーむ、海晴姉さん辺りに怒られたのだろうか。

昨日の日記で、何故あれだけ麗が憤っていたのか。
その理由が麗の口から語られます。

だって――。
夢だったんだもの。

ずっとずっと――
長い間、夢だったの。

私の――青春18きっぷ。


鉄道好きな子供にとって、青春18きっぷは憧れです。
それは麗にとっても同じ事でした。
コストで見れば格安だけど、1万円以上という金額。
フルで使うと5日間、好きに旅行が出来るチケットです。
流石に子供が5日間も鉄道旅行をするのは許可が下りないでしょう。

だから、思ってた。
ずっとずっと。
18歳になったら――
高校を卒業したら。

家族に一生のお願いをして。
5日間の卒業旅行を許してもらうんだって。


……そうです。
麗は「大人になったら」という夢を持っていたんです。
自分が大人になって、高校も卒業したら、
その時こそ青春18きっぷを使って旅行に行こうと。

以降で語られる麗の夢は、あまりにもきらめいていて。
本当に夢見るように語られる鉄道旅行への思いは、
こちらが切なくなってしまうほどです。
一人前になったら、自分の成人式として。
そんな風に思っていた麗の夢は、届かないままに消えようとしています。
その無念はいかばかりの物でしょうか。

思えばここ数年、鉄道ファンには悲しいニュースばかりが届きました。
以前の日記でも語られた、銀河の運行終了。
それ以外にも数多くの夜行列車がその役目を終えていきました。
それらのニュースもまた、麗にとっては辛い物ばかりだったのでしょう。

夏の18きっぷのシーズンは来週の10日まで。
ながらの最後の夏、せめて
見に行きたいな……


ぽつりと、最後に書かれた言葉。
これは間違いなく、麗の願いでしょう。
贅沢は言わない、せめて見るだけでも、と。
そう思っているのかもしれません。
その願いを、知らず知らずのうちに兄にぶつけている。

……ならば、兄として麗にしてあげられることは何か。
今回ばかりは他の家族の反対をも押し切るべきかも知れません。
これまで、この子はその趣味の特異性から割を食いまくってきました。
家族の為に我慢しなければならない事があまりにも多かった。
だからこそ。
彼女が心の拠り所にしていた未来の夢が消えようという今、
我々が何とかしてあげたいと、切に願ってしまうわけです。


サイト捕捉はアンテナに引っかかり次第更新予定。
(といいつつ更新しない場合も多々)

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